□◆□…優嵐歳時記(2192)…□◆□

  桐の花仰ぐ彼方の青い空   優嵐

昨日は二十四節気の「小満(しょうまん)」でした。太陽の黄経が60度に達し、草木が茂って本格的に夏らしさを感じ始めるころです。ただ、二十四節気の中ではマイナーな印象で、俳句として詠まれる方も少ないように思います。

増位山で桐の花を袋に集めていらしゃる方を見かけました。今、山を彩る紫は桐の花のものです。里ではアヤメ科の花が次々と咲き出しています。随分気温があがるようになり、そろそろショートパンツの出番です。


<マーヤー>
世界が自分の心の投影だということは
世界はマーヤー(幻想)だということだ
そこに実体は無い
実体がないものに振り回されている

私の内側の存在はそのことを知っている
生まれる前から知っていた
なぜ今までそれがわからなかったのか

床上10cmに張ったロープの上を歩くのと
地上10mに張り巡らされたロープの上を歩くのと
歩くことは同じだ

それなのに地上10mのロープを歩くのは
とてつもなく難しく思える
同じように重心を保ち、足を交互に運んでいけば
向こうに着けるはずだ
それはわかっている
それなのにできない

同じことだと言われながら
それがどうしても同じことだと思えない
幻想だと言われながら
幻想だと思えない
だからとらわれてしまう

しっかり歩く方法を確認するために
とらわれがとらわれだということを思い出すために
ここにいる


今日の名言:人生のバッターボックスに立ったら、見送りの三振だけはするなよ。


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