□◆□…優嵐歳時記(2224)…□◆□

  須磨明石夏至の海辺に灯の点る   優嵐

21日が夏至でした。すでに日中の時間は少しずつ短くなっています。これから冬至までの半年、また振り子は一方に向かって振れていくわけです。自然界のすべてのものは呼吸と同じ陰陽を繰り返しています。満ち引き、昼と夜…。春分、秋分、夏至、冬至が特別な時間なのはそういう陰陽の転換点だからかもしれません。

扇風機を出しました。昼間は風の通りが素晴らしい部屋で、南北の窓を開けていれば扇風機さえいらないほどです。愛用のラフマのデッキチェアも出しました。ここに寝転んで窓からの風を受けながら本を読んだり転寝をしたりするのがこれからの季節の極楽です。


<蓮華>
君の胸の奥に美しい蓮華が咲いている
それが愛の源泉

その蓮華を通して
すべてのものに向かってごらん

君の前にたち現れるすべてもの
君が出会うすべての人

楽しいこと嬉しいこと
苦しいこと悲しいこと
好きな人嫌いな人
家族友だち行きずりの人
ありとあらゆるものを
君の蓮華を通して経験するんだ

蓮華に心を向けるだけで
君は愛することがわかるだろう
難しい理屈や言葉はいらない
そこを通して湧きあがって来るもの
それが愛

憎しみや怒りや不平不満
妬みや貪りや退屈が
心を覆いそうになるとき
その蓮華を心に思い浮かべよう

蓮華は君によって美しく花開き
君を支え助けてくれるだろう


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