□◆□…優嵐歳時記(2233)…□◆□

  荒梅雨の音を聞きつつ眠りけり   優嵐

今年の梅雨はよく雨が降ります。ここ最近は梅雨入りしても六月中はあまり雨が降らず、七月も後半になってから集中豪雨になるというパターンが多かったように思います。今年はもう雨量十分ではないかと感じられます。これから梅雨の末期に向かうにつれ、豪雨災害が無いことを祈りたいですね。

それでも、雨や嵐の音を聞きながら眠るのはいいものです。自分は安全で乾いたところにおり、外で荒れている天気から隔離されている、その感覚は晴天の夜とはまた違う安らかな雰囲気をもたらしてくれるからです。

雨が大量に降るこの時期、森を歩くとあちこちで茸を見かけます。植物とは違い、驚くほど成長が早く、一日で大きな茸が出現していることも珍しくありません。倒木に生えるもの、地面に生えているものなどいろいろです。


<強さ>
いつもうまくいくなんていうことはない
隣の人が自分より楽々とやっている
なんていうことはない

誰もが不安を抱えながら生きている
誰かが自信満々に見えるのは
単にあなたの目にそう見えるだけ

人は誰もみな弱い部分を持ち
全てを放り出して逃げてしまいたいという
誘惑にかられながら生きている
強く見える人ほどそういうもの

人間の強さは
それにもかかわらずそこにとどまり
それにもかかわらずそこで笑えること


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