□◆□…優嵐歳時記(2316)…□◆□
群雲に見え隠れして月今宵 優嵐
朝方は晴天でしたが、お昼前から雲が出始め午後はにわか雨があったりして、変わりやすいお天気でした。天気予報では雨になりそうでした。しかし、雲は多いものの、ちらほらと月は顔を見せ、こういう名月もまたいいものです。
名月の夜に曇って月が見えない様子を「無月」、雨が降ったら「雨月」と季語では言います。名月は一大イベントだったので、こういう季語もきちんと用意されていたのですね。
先日から掃除のコツを悟ったと何度か書いています。まずはものを置かないことが一番のポイントです。部屋にある不要なものを処分して、さらに部屋がガラガラになりました。いいものです。いかにモノを持たずにやっていけるか、これも面白そうです。
そして、掃除用具をすぐに手に取れるところに置いておくこと、さらに、汚れを感じるより先に掃除をしてしまうことが大事だと気づきました。換気扇やレンジの汚れは、目立ちはじめるようになると掃除が大変で億劫になります。使ったらその都度さっと拭いておけば、汚れが定着せず、簡単に掃除できます。
<カマキリの身に何が>
蓮の葉の上を一匹のカマキリが歩いていた
カマキリは葉からはみ出して
どんどん水の中へと歩みだしていく
身体が水に浸かり
カマキリの周りにアメンボがやってきた
すいすいと水の上をきって走るアメンボ
しかしカマキリは沈んでいく
アメンボが跳ね回る中でカマキリは
やがて水中に首も突っ込み動かなくなった
カマキリは間違って水に落ちたわけではない
自ら水の中に入っていったのだ
カマキリが人間の身体をしていれば
あれは間違いなく入水だ
そんなことがあるのだろうか
群雲に見え隠れして月今宵 優嵐
朝方は晴天でしたが、お昼前から雲が出始め午後はにわか雨があったりして、変わりやすいお天気でした。天気予報では雨になりそうでした。しかし、雲は多いものの、ちらほらと月は顔を見せ、こういう名月もまたいいものです。
名月の夜に曇って月が見えない様子を「無月」、雨が降ったら「雨月」と季語では言います。名月は一大イベントだったので、こういう季語もきちんと用意されていたのですね。
先日から掃除のコツを悟ったと何度か書いています。まずはものを置かないことが一番のポイントです。部屋にある不要なものを処分して、さらに部屋がガラガラになりました。いいものです。いかにモノを持たずにやっていけるか、これも面白そうです。
そして、掃除用具をすぐに手に取れるところに置いておくこと、さらに、汚れを感じるより先に掃除をしてしまうことが大事だと気づきました。換気扇やレンジの汚れは、目立ちはじめるようになると掃除が大変で億劫になります。使ったらその都度さっと拭いておけば、汚れが定着せず、簡単に掃除できます。
<カマキリの身に何が>
蓮の葉の上を一匹のカマキリが歩いていた
カマキリは葉からはみ出して
どんどん水の中へと歩みだしていく
身体が水に浸かり
カマキリの周りにアメンボがやってきた
すいすいと水の上をきって走るアメンボ
しかしカマキリは沈んでいく
アメンボが跳ね回る中でカマキリは
やがて水中に首も突っ込み動かなくなった
カマキリは間違って水に落ちたわけではない
自ら水の中に入っていったのだ
カマキリが人間の身体をしていれば
あれは間違いなく入水だ
そんなことがあるのだろうか
コメント
コメント一覧 (9)
昨夜、千葉の鴨川からバスで帰ってきました。
こちらでは、バスの窓から素晴らしく美しい「中秋の名月」を観ることができました。
今朝の川越は、夜明け前から雨です。
「暑さ寒さも彼岸まで」といいますが、昨日までの酷暑がうそのように寒くなり、あわてて長袖、長ズボンに着替えました。
俳句がいいですね。
いかにも、月が雲に見え隠れしている様子がリアルに伺えます。
名月に関わる季語がいくつもあることを知り、勉強になりました。
<カマキリの身に何が>は、不思議な詩ですね。
「本当にそんなことがあるのだろか?」と私も思います。
今日も一日よろしくお願いします。
カマキリに地面と水面の区別はつくのでしょうか。
地面や葉面と思ってそのまま進んでしまった、、、とか?
ところで
ワタシの場合、忙しい=心を亡くすと、真っ先に手抜きとなるのが掃除です。食べずにはいられない、洗濯も省略できない、しかし掃除は少しくらいなら、、、というわけです。
しかしたぶん、掃除こそ、真っ先にするべきこと、した方がいいことだろうなと思います。掃除すらできないような状態が、そもそも、自分にとって不自然だということでしょうね。
「物を持たない」イイですね♪
僕は物を持ちすぎる傾向が強いので、頭が痛いです。(^_^;
物だけでなくしがらみと名の付く全てのものから解き放たれるのを目指したいと思います。有形無形のしがらみがあるから煩悩が生まれて肩の凝る生き方になりますからね。
物事に囚われない、シンプルな生き方を少しずつ目指したいと思います。(^_^)/
こんな初歩的な言葉のど忘れは老化かな…。頭が痛いです。(^_^;
関東は晴れていたのですね。楽しいひとときを過ごされましたか? こちらも秋分の日を境に急に秋が進んだ感じがします。長袖を準備しておかないと、と思いました。
カマキリの姿は、実際に見ていなかったらとても信じられないような情景でした。世界には実は不思議なことが山のようにあって、ふだん自分たちはそれを見ても気づいていないだけなんじゃないか、と感じさせられましたね。
カマキリの姿にはいろいろ考えさせられてしまいました。単にカマキリの身に起きたこと、ともいえますし、一方私が目撃していた中で起こったことから、これは何かの象徴、サインなのか、と思ったり…。では何を受け取るべきなのか、とか…。
掃除は、今回のことで、悟ったのですが、掃除をすることによって、人は自分の中の何かを磨けるんじゃないかと感じました。よく成功哲学なんかに「掃除をしなさい」なんて書いてありますが、なんか、そのわけがわかったような気がしました。
現代日本の盲点は「足りないこと」ではなく、「有り過ぎること」だと思います。人間の基本的な習性は急には変われませんから、「無かった時代」をそのままひきずっていると思うんです。それがいろいろな意味で「肥満」の原因になっているような…。
何がどこにあってどうなっているかを自分が的確に把握できている、モノを所有するにはそれくらいの量が望ましいだろうと今は思っています。目録を作らなくても把握できているくらいのものが本当は人間が使いこなせる最適量だと。
名月、見ました!
夜空が紺色に照らされて、雲が薄く白くたなびいて、
かぐや姫が雲に乗って月へ帰っているのじゃないかしら?
な〜んて思えるほど幻想的な風景でした。幸せ。
カマキリの入水? うわぁ、珍しい瞬間を見られたのですねえ。
来年の夏休みに、「こども電話相談室」で、質問してみませんか?
名月、そちらではそんなにすばらしかったのですか。うーむ、うらやましい。今年の名月はちらほらとしか観られませんでしたが、ま、あれもいいもんですね。その代わり十六夜はクリアに楽しみました。
ええ、カマキリの入水です。世をはかなむようなことがあったのかしら…。今年は彼岸花もなかなか咲きませんし、カマキリも嫌になることがあったのかもしれないなあ。