□◆□…優嵐歳時記(2319)…□◆□ 

  風の音ばかりとなりぬ秋の森   優嵐

秋分の日を境に気温がまるっきり変わりました。本来はこれくらいでいいのでしょうが、あまりに残暑が厳しかったため、極端な変化のように思えてしまいます。真夏の衣服を片付け、寝具なども秋冬のものを少し出しました。

料理も秋冬のものが食べたくなります。野外料理の本でみつけた簡単な料理を試してみました。用意するのはベーコン、ジャガイモ、タマネギです。ベーコンを細かく切って鍋の底に敷き、その上にスライスしたジャガイモとくし型に切ったタマネギをいれ、ひたひたになる程度の牛乳とコンソメスープを入れて煮込むだけです。

保温調理器を持っているので、材料を入れて沸騰させ、そこに鍋ごと入れておけば全く手間なくできあがります。これはこの先レパートリーとして重宝しそうです。


<静寂へ>
森が静かになった
蝉は完全に姿を消した
秋の深まりを感じる風が森を渡っていく

夕焼けは
夏と同じように空を染めているが
その色は淡く時間も短い

やがて晩秋
実りの時期を終えた大地は
休息のときを迎える


IMG_0864