□◆□…優嵐歳時記(2323)…□◆□
ジグザグに秋の野をゆく蝶の道 優嵐
新しいブログを作りました。同じアカウントで別のブログを作ることができるとのこと、さらにライブドアのブログが容量無制限に移行したとのことで、これを機会に絵のブログを立ち上げてみました。目標は毎日一枚の絵をアップすることです。
もしよろしければ、こちらをお尋ねください。
優嵐スケッチブック
もともと絵を描くのは好きでした。九月に入ってから突然絵を描きたくなり、描きまくっていました。といっても油絵とか水彩画とかいうものではなく、耐水性の顔料インクを万年筆に入れ、それでペン画を描いて、サクラクーピーペンシルで彩色していくというものです。
絵の材料は身近な品物です。変哲もないものばかりなのですが、あらためて絵を描くべくそれらをじっと見ると、新しい観察があって驚きます。なんと自分は何も見ていなかったのだろう、と愕然とします。違う目で見れば身近なものもすべて新鮮になるもんだなあと、感動しています。
絵をブログにアップするためには、スキャナが必要だろうか、と思っていたのですが、デジカメとフォトショップで十分見られる画像を得ることができました。こちらもやってみるものだな、と納得しました。
去年、アウトドア関係のさまざまな物品を大量に処分する前なら、さらに描くものがいろいろあっただろう、と思います。しかし、すっきりきれいにならなければ絵を描く気分にもならなかったと思います。何がどうなってどういうものとつながるかわからないものです。
<頂の死>
頂で野鼠の死骸に会った
何に襲われたか背中の肉が割れている
スズメバチが一匹そこへとりついて
盛んに肉を齧っている
カシカシカシカシ、カシカシカシカシ
静かな頂に
スズメバチの顎をかみ合わせる音が響く
蝿が数匹やってきた
スズメバチの食事の邪魔をしないよう
遠巻きにしている
すでに微生物も活動を始めているだろう
一匹の命が終り
次の命へと受け継がれてゆく
秋の明るい風と光の中でそれは続く
ジグザグに秋の野をゆく蝶の道 優嵐
新しいブログを作りました。同じアカウントで別のブログを作ることができるとのこと、さらにライブドアのブログが容量無制限に移行したとのことで、これを機会に絵のブログを立ち上げてみました。目標は毎日一枚の絵をアップすることです。
もしよろしければ、こちらをお尋ねください。
優嵐スケッチブック
もともと絵を描くのは好きでした。九月に入ってから突然絵を描きたくなり、描きまくっていました。といっても油絵とか水彩画とかいうものではなく、耐水性の顔料インクを万年筆に入れ、それでペン画を描いて、サクラクーピーペンシルで彩色していくというものです。
絵の材料は身近な品物です。変哲もないものばかりなのですが、あらためて絵を描くべくそれらをじっと見ると、新しい観察があって驚きます。なんと自分は何も見ていなかったのだろう、と愕然とします。違う目で見れば身近なものもすべて新鮮になるもんだなあと、感動しています。
絵をブログにアップするためには、スキャナが必要だろうか、と思っていたのですが、デジカメとフォトショップで十分見られる画像を得ることができました。こちらもやってみるものだな、と納得しました。
去年、アウトドア関係のさまざまな物品を大量に処分する前なら、さらに描くものがいろいろあっただろう、と思います。しかし、すっきりきれいにならなければ絵を描く気分にもならなかったと思います。何がどうなってどういうものとつながるかわからないものです。
<頂の死>
頂で野鼠の死骸に会った
何に襲われたか背中の肉が割れている
スズメバチが一匹そこへとりついて
盛んに肉を齧っている
カシカシカシカシ、カシカシカシカシ
静かな頂に
スズメバチの顎をかみ合わせる音が響く
蝿が数匹やってきた
スズメバチの食事の邪魔をしないよう
遠巻きにしている
すでに微生物も活動を始めているだろう
一匹の命が終り
次の命へと受け継がれてゆく
秋の明るい風と光の中でそれは続く
コメント
コメント一覧 (2)
俳句が奇抜ですね。
「ジグザグに」に新鮮さを感じます。
川越でも蝶が舞っていますが、秋の風景と一体化しています。
秋の蝶は見ていて、いかにも涼しさを感じさせてくれますね。
絵も拝見しました。
優嵐さんは、こんなに絵が上手かったのですね。驚きました。
ぜひ、描いてください。
<頂の死>は、生物界の輪廻転生を上手く表していると思います。
最後の節に上手くまとめられています。
私もいつかは死にます。悔いのない生を生きたいです。
蝶によって飛び方にはかなり差がありますね。同じような身体の構造のはずですが、面白いなあと思います。蝶はかろやかなのが素敵ですね。体重があっても無きが如きその姿。
絵を描くのは楽しいですね、子どもの頃時間を忘れていくらでも描いていたのを思い出します。無心になれる、といいますか、しばらく楽しんで描きます。