□◆□…優嵐歳時記(2349)…□◆□
夕暮れを待たず降り出すそぞろ寒 優嵐
「そぞろ寒(さむ)」の「そぞろ」は「そぞろ歩き」などに使われる言葉と同じで、なんとなく覚える寒さを意味します。日曜日は午後から雨になり、気温が下がりました。さすがにもう半袖とはいかず、薄手のフリースを着ています。
インターネットで銀行のサービスを利用しています。これが銀行によって微妙にログインナンバーの入れ方とかインターネットパスワードとかなんだかんだと異なっていて、戸惑います。二つも三つも暗証番号を入力しなければならないことがあり、自分のためとは思いながら煩雑です。
こういうのは、コンピュータにあわせた防犯ですね。機械はナンバーや記号を厳密に記憶していますし、峻別しますから、確かにいいのですが、人間にとって意味のない番号や記号を覚えるほど苦手なことはありません。しかも生年月日や電話番号といった自分に身近な数字は防犯上使えません。生体認証のようなものが早く実現してくれないものか、と思います。
<海へ>
夢の中にその人がやってきた
「海がどんな風に光るか見てきたら」
そう言うのだ
スケッチブックを持って海へ行こう
秋の寂しい海
冬の厳しい海
春のやわらかい海
夏の輝く海
海の光と影を見に出かけよう
夕暮れを待たず降り出すそぞろ寒 優嵐
「そぞろ寒(さむ)」の「そぞろ」は「そぞろ歩き」などに使われる言葉と同じで、なんとなく覚える寒さを意味します。日曜日は午後から雨になり、気温が下がりました。さすがにもう半袖とはいかず、薄手のフリースを着ています。
インターネットで銀行のサービスを利用しています。これが銀行によって微妙にログインナンバーの入れ方とかインターネットパスワードとかなんだかんだと異なっていて、戸惑います。二つも三つも暗証番号を入力しなければならないことがあり、自分のためとは思いながら煩雑です。
こういうのは、コンピュータにあわせた防犯ですね。機械はナンバーや記号を厳密に記憶していますし、峻別しますから、確かにいいのですが、人間にとって意味のない番号や記号を覚えるほど苦手なことはありません。しかも生年月日や電話番号といった自分に身近な数字は防犯上使えません。生体認証のようなものが早く実現してくれないものか、と思います。
<海へ>
夢の中にその人がやってきた
「海がどんな風に光るか見てきたら」
そう言うのだ
スケッチブックを持って海へ行こう
秋の寂しい海
冬の厳しい海
春のやわらかい海
夏の輝く海
海の光と影を見に出かけよう
コメント
コメント一覧 (4)
今朝の川越は曇で寒いです。
俳句がいいですね。
「そぞろ寒」は初めて知りましたが上手い季語だと思います。
川越でも今日を境に本格的な寒さに入っていくとインターネットで予報しています。
もう完全な晩秋ですね。
優嵐さんも風邪など召されぬように気を付けてください。
私も気を付けます。
私もインターネットで銀行を利用していますが、暗証番号には苦労しました。
理系出身なので、考えた挙句、もし忘れても大丈夫なように普通の人は知らないような物理的・数学的定数を利用しています。
銀行のCDだけではなく、インターネット・バンキングでも生体認証のようなものが早く実現してほしいと、私も思います。
<海へ>もいい詩ですね。
秋冬春夏の海を短く上手く表していると思います。
私も海は大好きです。
最近は行かなくなりましたが、特に沖縄の素晴らしく美しい海が大好きです。
あのオーシャンブルー、エメラルドグリーンの海を実際より美しく描いた絵は、まだ観たことがありません。
私も海へ行きたくなりました。
今日が優嵐さんにとってよき日でありますように。
晩秋のころの「寒さ」を表す季語はいろいろあります。代表的なものだけで、「秋寒」「そぞろ寒」「やや寒」「うそ寒」「肌寒」「朝寒」「夜寒」、とあり、日本人の感覚の繊細さ、それを育んだ日本の風土の細やかさがわかりますよね。
パソコンのこういう仕組みに会うたびに、人工知能と人間の知能は根本的な成り立ちが違うと感じます。人間にとって非常に自然で簡単なことが人工知能には大変難しく、逆もまた真です。
>物理的・数学的定数を利用しています。
これは、なかなかいいアイディアかもしれませんね。手持ちの数字には限度がありますもの。
沖縄の海はほんとうにきれいですね。私も何度か行ったことがあります。自然の美というのは、身近な夕焼けなどにしても、あれをしのぐ芸術というのは無いですね。自然は規模が大きいし、さらに色彩の輝きが全く違います。
フクヤンさんの今日一日がよきものとなりますように。
「そぞろ寒(い)」という言葉には「紅葉」という風景がぴったりあうように思います。
京都に何年も住んでいますと、箱庭の街にワーッと人が集まってくる紅葉狂想曲は、秋のトリを飾るものではなく、陰鬱な冬の始まりを告げるものだとわかります。紅葉の季節になると太陽が消えていきます。そして時雨がやってきます(時雨は日本海側と京都と滋賀にしかないそうで・・・)。
電子化された世界は便利です。携帯一本で何でも出来ます。ただ、どうしても数多くの番号を利用者に交付する羽目になるから管理方法が隘路ですね。こじらせると年金番号みたいになってしまいます・・・。
<海へ>も素敵な詩ですね。秋の海は人を拒絶するかのようです。
海水浴に行ったり釣りをしたり、潜ったり貝拾いをしたり、思い出がたくさんあります。
そして海のある風景だとすべての人工の存在は予定調和に過ぎなくなります。
突然寒くなりましたね。残暑が長く厳しかっただけに、この急激な変わりようには驚きます。京都は夏暑く、冬寒い、盆地ですもんね。今は観光シーズンなので、たいへんな人出でしょう。京都の観光地をまわるなら冬かなあと思います。
>陰鬱な冬の始まりを告げるもの
日本海側に住んでいる方ならそうでしょうね。何日も鉛色の空が続く冬というのは瀬戸内海側では考えられませんもの。太陽が霜を輝かせ、きーんと晴れ上がる朝、というのがこちらの冬ですね。