□◆□…優嵐歳時記(146)…□◆□

    真ん中にスイカを置いて車座に      優嵐

「スイカ」は季語の分類では、初秋ということになっています。
しかし、現実の感覚としては夏のものでしょう。実際に他のスイカ
関連の季語「西瓜割り」や「西瓜冷やす」が夏の季語になっている
のですから、奇妙な感じです。

職場のスタッフが家でとれたスイカを持ってきてくれました。私に
とってスイカといえば、圧倒的に夏休みの食べ物です。暑い日の午後、
縁側で冷やしたスイカを切ってもらい、口の周りや胸を果汁で濡らし
ながら食べた記憶がいくつも蘇ってきます。スイカは上品にスプーン
でちょぼちょぼっと食べるより、大きく切り分けたのを手づかみで
とり、かぶりつくのが一番おいしい食べ方だと思います。