□◆□…優嵐歳時記(2438)…□◆□
みなどこか折れて曲がりて葱太し 優嵐
ネギはユリ科の多年生野菜です。原産地は中国あるいはシベリア・アルタイ地方といわれ、古くから栽培されてきました。日本では、『日本書紀』にすでに記録があるといいます。葉鞘の白い部分を食べる「根深葱(白ねぎ)」と緑色の部分を食べる「葉葱(青ねぎ)」があります。
近所を散歩していると、時々葱畑に会います。きれいに整えられ、包装されて並んでいるスーパーの葱とは一味違う”生きた葱”の姿、生命力に溢れていていいものです。
<寒の梅>
「こっち」という声がした
ふと視線を向けると
紅梅が三分咲き
ドライブウェイを上がってくるときは
雪が残っていないか気になって
全く気づかなかった
山上の梅林は雪が残り
蕾が膨らんでいるものの
開花しているものはまだなかった
そうだよね、寒かったもんね
そう思いながら下ってきたら
途中でこの声
咲いてるんだよ
もうすぐ春だよ
みなどこか折れて曲がりて葱太し 優嵐
ネギはユリ科の多年生野菜です。原産地は中国あるいはシベリア・アルタイ地方といわれ、古くから栽培されてきました。日本では、『日本書紀』にすでに記録があるといいます。葉鞘の白い部分を食べる「根深葱(白ねぎ)」と緑色の部分を食べる「葉葱(青ねぎ)」があります。
近所を散歩していると、時々葱畑に会います。きれいに整えられ、包装されて並んでいるスーパーの葱とは一味違う”生きた葱”の姿、生命力に溢れていていいものです。
<寒の梅>
「こっち」という声がした
ふと視線を向けると
紅梅が三分咲き
ドライブウェイを上がってくるときは
雪が残っていないか気になって
全く気づかなかった
山上の梅林は雪が残り
蕾が膨らんでいるものの
開花しているものはまだなかった
そうだよね、寒かったもんね
そう思いながら下ってきたら
途中でこの声
咲いてるんだよ
もうすぐ春だよ
コメント
コメント一覧 (4)
今朝の川越は晴。
気温は0℃で寒いです。
葱は冬の季語なのですね。
初めて知りました。また一つ勉強になりました。
埼玉では「深谷ネギ」という有名な品種がありますが、白い部分も緑色の部分も食べます。
川越でも葱畑がかなりあります。
優嵐さんのいうように、冬の最中に逞しい生命力を感じます。
<寒の梅>は、優嵐さんの優しさがあふれている詩です。
姫路では、もう紅梅が三分咲きなのですね。
写真と相俟って素敵な詩になっています。
最後の節はとくにいいです。
もうすぐ春なのですよね。
優嵐さんの今日がよきものでありますように。
野菜はその旬が季語になっています。ネギは、年中出回っていますから、旬がいつか忘れがちですが、もともとは冬野菜なのですね。
深谷ねぎのHPを見ました。年中収穫されるけれどやはり断然おいしいのは秋冬のもの、と書いてあります。白ねぎの代表ですね。白ねぎの根元には土寄せという作業をおこない、根元の白い部分が長くなるよう栽培するとあって、よく考えたものだ、と感心しました。確かに日に当たると青くなってしまいますね。
梅はいいですね。春の訪れを真っ先に報せる花、わくわくさせてくれます。
フクヤンさんの今日がよきものでありますように
しかし不思議です。「こっち」という声は、なんでしょうね?
紅梅が咲いているのを見たときは感激しましたね〜。梅は春の使者だなあと思います。
「こっち」というのは、自動書記ですね、一種の。お告げです(笑)。誰もがこういう感覚は常に受けていて、けれど多分雑音にかき消されていて聞こえなくなっているのだと思います。