□◆□…優嵐歳時記(173)…□◆□
鉦の音のそちこちにあり送り盆 優嵐
今日はお墓参りに行きました。その後、供物と線香を持って家の裏を
流れる市川の川原へ行きました。「送り盆」とは盂蘭盆の間、家に
来ていた先祖の霊を送る行事のことです。茄子や胡瓜の馬を川や海
に流し、霊たちはそれに乗って帰っていくと考えられています。
川原の一角が誰いうともなくその場所になっており、供物が備えられ
読経と鉦の音があちこちから聞こえていました。
子どものころは祖母に連れられて、「送り盆」をしたものでした。
あのころとは随分周囲の様子が変わり、今は祖母を祖先の精霊の
ひとりとして迎え、送り出すようになりました。川にものを流すのは
環境のことを考えるとあまり望ましくないのでしょうが、大事な習俗
としてまだしばらくは許されるようです。
鉦の音のそちこちにあり送り盆 優嵐
今日はお墓参りに行きました。その後、供物と線香を持って家の裏を
流れる市川の川原へ行きました。「送り盆」とは盂蘭盆の間、家に
来ていた先祖の霊を送る行事のことです。茄子や胡瓜の馬を川や海
に流し、霊たちはそれに乗って帰っていくと考えられています。
川原の一角が誰いうともなくその場所になっており、供物が備えられ
読経と鉦の音があちこちから聞こえていました。
子どものころは祖母に連れられて、「送り盆」をしたものでした。
あのころとは随分周囲の様子が変わり、今は祖母を祖先の精霊の
ひとりとして迎え、送り出すようになりました。川にものを流すのは
環境のことを考えるとあまり望ましくないのでしょうが、大事な習俗
としてまだしばらくは許されるようです。
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