□◆□…優嵐歳時記(181)…□◆□

    処暑の雨燕は低く縦横に   優嵐

今日は二十四節気の処暑でした。立秋から数えて15日にあたり、
太陽の黄経は150度です。処暑とは、暑さがやむ、との意味で
今日は姫路も雨模様であったため気温が低めでした。アテネの女子
マラソンは35度の猛暑の中の戦いでしたが、東京の今日は9月
中旬から下旬の気温だったとか。

また台風が接近しています。すでに熟れた早稲の中には続く台風の
おかげでべったりと倒れ伏しているものがあります。本来台風の
季節は9月以降という気がするのですが、今年は梅雨の最中から
台風が襲来し、すでに4、5個が日本列島を通過していったのでは
ないでしょうか。

処暑を過ぎると朝夕は本格的に秋の気配が増していきます。まだ
残暑がぶりかえす日もありますが、やはり秋はしだいに深まって
いくのです。