□◆□…優嵐歳時記(2554)…□◆□
夏はじめ風に機材を空輸する 優嵐
早春のころから始まった増位山東西尾根の高圧線鉄塔工事が続いています。工事機材はすべてヘリコプターで麓から運ばれています。北アルプスの山小屋で荷揚げ用のヘリコプターが活動しているのを身近で見たことがあります。車が近づけない場所へも行けるというのはヘリコプターの強みです。
クレーンがまず運ばれ、それを組みたててから鉄塔を組み上げていくようです。バリバリとヘリコプターが立てる騒音が山に響き渡っていました。ショベルカーなども荷揚げしていましたから、かなりの重量を持ち上げることができるのでしょう。
<タケコプター>
震災の津波の映像を見ていて
ああいうとき
空へ逃げることができたらと思った
地上50mほどに浮揚して数キロ移動できれば
津波から逃れることができたはず
自転車みたいなヘリコプターがないだろうか
誰でも容易に操縦できほんのちょっと移動する
ドラえもんのタケコプターのような
夏はじめ風に機材を空輸する 優嵐
早春のころから始まった増位山東西尾根の高圧線鉄塔工事が続いています。工事機材はすべてヘリコプターで麓から運ばれています。北アルプスの山小屋で荷揚げ用のヘリコプターが活動しているのを身近で見たことがあります。車が近づけない場所へも行けるというのはヘリコプターの強みです。
クレーンがまず運ばれ、それを組みたててから鉄塔を組み上げていくようです。バリバリとヘリコプターが立てる騒音が山に響き渡っていました。ショベルカーなども荷揚げしていましたから、かなりの重量を持ち上げることができるのでしょう。
<タケコプター>
震災の津波の映像を見ていて
ああいうとき
空へ逃げることができたらと思った
地上50mほどに浮揚して数キロ移動できれば
津波から逃れることができたはず
自転車みたいなヘリコプターがないだろうか
誰でも容易に操縦できほんのちょっと移動する
ドラえもんのタケコプターのような
コメント
コメント一覧 (4)
今朝の那覇は小雨。
少し寒いくらいです。
今日の句は、それだけだと少しわかりにくいですが、その下の文章を読んでよく理解できました。
ヘリコプターは、偉大な発明の一つですね。
高地の建築のみならず、離島や山岳地帯、また今度の地震での人命救助にどれだけ活躍したかわかりません。
自転車とともに、人類の百大発明に入ると思います。
<タケコプター>は、少しファンタジックな詩ですね。
実際には、ドラえもんのタケコプターは、物理的に実現不可能だそうです。
が、この前、超小型の一人用ヘリコプターの発明をTVで見ました。
ドラえもんの歌詞、「空を自由に飛びたいな・・・」は、永遠の夢ですね。
那覇はいわゆる「梅雨寒(つゆざむ)」ですね。これも季語にあります。今日の句は添え書きが必要な句でした。ヘリコプターというのは、飛行機とはメカニズムが違うのだそうですね。蜂の飛び方というのがヘリコプターに近いのでは、と思ったりします。特に熊蜂など。
熊蜂のように背中でぶんぶん羽を振り回し、あの丸い体を運べるなら、人間も飛べるかもと思ったりします。
一人乗りのこのヘリコプター、日本人の発明らしいですね。パラシュートみたいに背負って飛べるものができないでしょうかねえ。夢ですが、いつかかないそうな気がします。
姫路には他にも飛んだかたが。
記憶を辿って検索するとヤッパリ。 ↓
姫路、仁豊野、会社員中山純子さん(35)が人力飛行機やフルマラソン、自転車1人旅などの体験をまとめた「負けない女子2」を自費出版した。
優嵐さんも出版して欲しいなー。
人力飛行機ですか〜。自費出版するなら、一人乗りヘリコプターを買いたいですね。飛ばすところがなかなか見つけられないようですけど(日本の航空機に関する法律がいろいろ難しいらしい)。でも、本当に飛べるって、いいじゃないですか。パラグライダーとかやってみましたが、あれ、風がないと飛べないし、ありすぎても飛べない、場所も難しい、など、とても「自由に飛ぶ」からは程遠いですから。