□◆□…優嵐歳時記(2558)…□◆□
椎の花近づく雨に匂いけり 優嵐
土曜日はこの時期としては珍しいほどの蒸し暑い一日でした。夜から日曜の朝にかけて雨が降り、その後は平年並みに戻ったように思います。山では椎の花がいま盛りです。椎はスダジイ、ツブラジイの総称です。暖かい地方を代表するブナ科の落葉高木で、25m以上にもなります。
五月後半ごろ、5〜12cmほどの淡黄色の雄花序と雌花序を出して一斉に開花します。遠くからでも雲が盛り上がるように見え壮大です。雄花は強い香りを出し、湿気が高くなると特に匂います。
<詐欺師>
詐欺師が成功するのは
騙されたいと思っている人がいるからだ
詐欺師がすべきことは
騙されたいと思っている人を探し出すことだけ
そして
その人が聴きたい話
その人が見たい事実
それを提供すればいい
騙されるのは愚かだという君よ
この世の誰もが
何かを信じたいと願い
何かを信じて生きている
椎の花近づく雨に匂いけり 優嵐
土曜日はこの時期としては珍しいほどの蒸し暑い一日でした。夜から日曜の朝にかけて雨が降り、その後は平年並みに戻ったように思います。山では椎の花がいま盛りです。椎はスダジイ、ツブラジイの総称です。暖かい地方を代表するブナ科の落葉高木で、25m以上にもなります。
五月後半ごろ、5〜12cmほどの淡黄色の雄花序と雌花序を出して一斉に開花します。遠くからでも雲が盛り上がるように見え壮大です。雄花は強い香りを出し、湿気が高くなると特に匂います。
<詐欺師>
詐欺師が成功するのは
騙されたいと思っている人がいるからだ
詐欺師がすべきことは
騙されたいと思っている人を探し出すことだけ
そして
その人が聴きたい話
その人が見たい事実
それを提供すればいい
騙されるのは愚かだという君よ
この世の誰もが
何かを信じたいと願い
何かを信じて生きている
コメント
コメント一覧 (8)
区別が分からなくて検索したらスダジイ、ツブラジイは雑種が出来るらしい。 椎と言った方がイイのかも?
栗の強烈な匂いは気に成るが、椎の匂いは気にしたことが無かった。 今度注意しよう。
詐欺師は手品のように上手いねー。
私もイタリアで道を教えてくれと言うことから始まって見事に騙された。
以後どうも不親切になってねー、困ったものだ。
自然の植物は雑種を作るものが結構ありますね。多分その方が効率がいいし、強くもなるのでしょう。栗は特に匂いが強いですが、椎もなかなかのものと思います。あれらは匂いで虫を呼び寄せるのでしょうか。花はあまり美しくもない…。もっとも虫に人間のような美的感覚があるかどうかはわかりませんが。
ヨーロッパに結構長くいらっしゃったのでしょうか。震災で世界中が日本の治安のよさに驚いていましたが、基本的にはお互い信頼して「任せる」ことができた方が、日常生活はラクですよね。基本が不信でなりたっていると、神経が疲れるよなあ、と思います。
今朝の那覇は晴。
暑くなりそうです。
椎は東京にも多分あったのではないかと思いますが、花の香りの記憶はありません。今のところ那覇では見かけません。
広辞苑で引いたら、「香りの強い小花をつける」とあったので、ぜひ香りを嗅いでみたいです。
これも広辞苑からの引用ですが、「果実は、食用とし、特にツブラジイの実は美味」とあったので、食べてもみたいです。
椎の実などは縄文人の主食であったという説を読んだことがあります。
彼らの食生活を想像するとロマンがあります。
子供のころ縄文土器の破片の収集が趣味の一つでした。
<詐欺師>は、アイロニーが効いている詩ですね。
詩の最後の節は、まさしく真実だと思います。
となると、詐欺を無くすことは不可能だということになります。
私も、犯罪をゼロにすることは不可能だと考えていますが、優嵐さんの詩は詐欺についてそれを端的に表していると思います。
秀作です。
沖縄はかなり植生が違うでしょうね。姫路と四国ほどの近さでさえ、四国へ行くと、常緑広葉樹が目だつと感じました。
>子供のころ縄文土器の破片の収集が趣味の一つでした。
身近にそういうところがあったのですか?子どもにしては渋いです。とはいえ、いわゆるステレオタイプの「子ども」というのは、実はいないのでしょう。
詐欺師について、「信じるものは騙される」という聖書のもじりの冗談がありましたが、人間は何かを信じないと生きられない存在です。「世に盗人の種は尽きまじ」との石川五右衛門のセリフは本質を突いていると思います。これも光と影の関係ですね。
そのため、畑に土器の破片が多数ありました。
変わった(?)小学生で考古学も大好きでした。
学校の図書館で、縄文時代や縄文土器の本を借りてきては熱中して読んでいました。
懐かしい思い出です。
>縄文時代は海でした
縄文海進といわれる時代ですね。縄文人が捨てた土器がそこにたまっていたということでしょうか。エベレストが昔海だった、というのとはちょっと時代が違いますが。考古学少年だったわけですね。
今日も、雨がずっと降っています。梅雨も近いですね。
しかし、民主党も詐欺師のようなものかもしれませんね。
政権交替して鳩山総理になった時は、ものすごい支持率だったのに、その後は裏切られてばかりですものね(笑)。
どの政党、どんな政治家であれ、外野であれこれいうことと、実際に政権を握ってみることとは雲泥の差がある、ということだと思います。これは、政治家でない人にもいえることで、言うだけ、見てるだけなら、簡単です。岡目八目というやつでしょうか。誰が政権を握ってもすべての人が満足する政治なんてあえりえない、と思いますね。