□◆□…優嵐歳時記(2588)…□◆□
荒梅雨の音に誘われ眠りけり 優嵐
年を取ることは必ずしもつらいことでも悲しいことでもないと数日前の詩に書きました。これは実際に自分が感じていることです。年をとると体力が落ちるとかお肌が衰えるとかそういう外見のことだけでなく、頭が固くなると思われているようです。外見には同意しますが、頭や考え方はそうではないと私は思っています。
人の名前を覚えるとか、外国語を習得するとか、そういう意味での「記憶」としての頭の能力は落ちて行きます。しかし、もっと違う総合的な「知恵」としての頭の能力は向上していくのではないでしょうか。
自分自身のことを省みて、10代や20代のころというのは、とても頭が固かったと思います。ものごとを一面的な見方でしかとらえられませんでした。今も忍耐強いとはいえないかもしれませんが、もっといらいらと性急で、なぜあれほど苛立っていたのだろう、と思います。
どうでもいいことを「どうでもいい」と思えるようになったのも年齢の成果です。あらゆることを成し遂げることはできません。時間も資源も有限で、どうでもいいことにエネルギーを費やしたり、面子にこだわって不毛な議論や争いごとに巻き込まれるのはつまらないな、とはっきりわかるようになりました。
<チェンジ>
嫌なこと不愉快なことがあったら
嫌だ嫌だ
不愉快だ
と言っているばかりでなく
お風呂に入ろう
お風呂に入って
ゆっくりお湯に浸って
ぼーっとしたら
違う考えが浮かんでくる
このことは
こんな風にも考えられるじゃないか
ここからは
こんなことが学べるじゃないか
お風呂は身体を重みから解放してくれる
ついでに頭も心も軽くして
視点を変えてみるんだ
荒梅雨の音に誘われ眠りけり 優嵐
年を取ることは必ずしもつらいことでも悲しいことでもないと数日前の詩に書きました。これは実際に自分が感じていることです。年をとると体力が落ちるとかお肌が衰えるとかそういう外見のことだけでなく、頭が固くなると思われているようです。外見には同意しますが、頭や考え方はそうではないと私は思っています。
人の名前を覚えるとか、外国語を習得するとか、そういう意味での「記憶」としての頭の能力は落ちて行きます。しかし、もっと違う総合的な「知恵」としての頭の能力は向上していくのではないでしょうか。
自分自身のことを省みて、10代や20代のころというのは、とても頭が固かったと思います。ものごとを一面的な見方でしかとらえられませんでした。今も忍耐強いとはいえないかもしれませんが、もっといらいらと性急で、なぜあれほど苛立っていたのだろう、と思います。
どうでもいいことを「どうでもいい」と思えるようになったのも年齢の成果です。あらゆることを成し遂げることはできません。時間も資源も有限で、どうでもいいことにエネルギーを費やしたり、面子にこだわって不毛な議論や争いごとに巻き込まれるのはつまらないな、とはっきりわかるようになりました。
<チェンジ>
嫌なこと不愉快なことがあったら
嫌だ嫌だ
不愉快だ
と言っているばかりでなく
お風呂に入ろう
お風呂に入って
ゆっくりお湯に浸って
ぼーっとしたら
違う考えが浮かんでくる
このことは
こんな風にも考えられるじゃないか
ここからは
こんなことが学べるじゃないか
お風呂は身体を重みから解放してくれる
ついでに頭も心も軽くして
視点を変えてみるんだ
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