□◆□…優嵐歳時記(2589)…□◆□
夏至の宵明るきうちの湯浴みかな 優嵐
夏至は曇っていましたが、気温は上がりました。日中の気温は30℃を超え、湿度が高く日本の夏らしい夏が姿を現しつつあります。昨年の夏から初秋にかけての考えられないほどの猛暑を思い出しました。
増位山の蛇ヶ池の奥で花菖蒲が咲いています。放生池の花菖蒲はもうシーズンを終わりました。あちらは多分ノハナショウブなのだと思います。蛇ヶ池の花菖蒲は園芸種としての本来のハナショウブで、ハンカチを束ねたような花が池のほとりに点々と咲いています。
<錯覚>
花菖蒲の写真を撮ろうとして
細い足場を辿り
池の中ほどまで行った
足元が不安定で方向転換が難しい
ふと見ると
すぐそこに頃合の岩が埋まっている
あそこに足をかけて方向を変えよう
そのつもりで足を踏み出したら
それは泥に浮かんだ古段ボールだった
足は泥まみれ
目の錯覚とはこのこと
期待するから裏切られるのか
けれど
裏切られることも
楽しんでしまおう
夏至の宵明るきうちの湯浴みかな 優嵐
夏至は曇っていましたが、気温は上がりました。日中の気温は30℃を超え、湿度が高く日本の夏らしい夏が姿を現しつつあります。昨年の夏から初秋にかけての考えられないほどの猛暑を思い出しました。
増位山の蛇ヶ池の奥で花菖蒲が咲いています。放生池の花菖蒲はもうシーズンを終わりました。あちらは多分ノハナショウブなのだと思います。蛇ヶ池の花菖蒲は園芸種としての本来のハナショウブで、ハンカチを束ねたような花が池のほとりに点々と咲いています。
<錯覚>
花菖蒲の写真を撮ろうとして
細い足場を辿り
池の中ほどまで行った
足元が不安定で方向転換が難しい
ふと見ると
すぐそこに頃合の岩が埋まっている
あそこに足をかけて方向を変えよう
そのつもりで足を踏み出したら
それは泥に浮かんだ古段ボールだった
足は泥まみれ
目の錯覚とはこのこと
期待するから裏切られるのか
けれど
裏切られることも
楽しんでしまおう
コメント
コメント一覧 (2)
歩いていると木の根や苔で滑ったり年に一回か二回は失敗が有るね、
普段歩かない人と歩くとモット失敗する、少しは賢くなるのかも。
ハナショウブは「ノハナショウブを改良した日本国産の園芸植物」なのだそうです。ハナショウブは花がいかにも豪華です。
何か失敗をすると、私は笑ってしまうタイプです。なぜか笑いがこみあげてくる。これでハナショウブに大きな思い出ができました。