□◆□…優嵐歳時記(2613)…□◆□
高速路青田青嶺を貫いて 優嵐
「青田」も「青嶺(あおね)」もそれだけで夏の季語です。そろそろ風にそよぐようになった青い稲の並ぶ水田が青田です。そこに風がつくる青い稲の揺れを「青田波」といいます。「青嶺」は緑盛んな夏の山です。増位山の頂からは播但自動車道と山陽自動車道を眼下に眺めることができます。
播但自動車道は青田の中をまっすぐに北へ伸びています。山陽自動車道は、増位山トンネルを出て次のトンネルに吸い込まれるまでのわずかな距離が、すぐそこに見えます。南へ目をやれば、姫路バイパスも見えます。東には低い山並みの向こうに明石海峡大橋の主塔が並んでいます。
<夢心地>
リクライニングチェアに寝転んで
昼寝をした
風がよく通る部屋
メッシュのリクライニングチェアは
通気性がいい
身体の上と下を風が抜けてゆく
しばし灼熱の地上を離れ
極上の夢心地を味わう
高速路青田青嶺を貫いて 優嵐
「青田」も「青嶺(あおね)」もそれだけで夏の季語です。そろそろ風にそよぐようになった青い稲の並ぶ水田が青田です。そこに風がつくる青い稲の揺れを「青田波」といいます。「青嶺」は緑盛んな夏の山です。増位山の頂からは播但自動車道と山陽自動車道を眼下に眺めることができます。
播但自動車道は青田の中をまっすぐに北へ伸びています。山陽自動車道は、増位山トンネルを出て次のトンネルに吸い込まれるまでのわずかな距離が、すぐそこに見えます。南へ目をやれば、姫路バイパスも見えます。東には低い山並みの向こうに明石海峡大橋の主塔が並んでいます。
<夢心地>
リクライニングチェアに寝転んで
昼寝をした
風がよく通る部屋
メッシュのリクライニングチェアは
通気性がいい
身体の上と下を風が抜けてゆく
しばし灼熱の地上を離れ
極上の夢心地を味わう
コメント
コメント一覧 (2)
青田に屹立する稲と、まだ未熟な色をしている夏の空は、好きな題材で、いくつかの詩にしています。今はまだ純粋な青田ですが、これも夏の終わりごろには段々と頭をたれてくるのですね。青い頃は人に頭を下げるのはしゃらくせぇ、と思っていても成熟すると自然に頭を下げるようになる・・・という題材で詩を書くのです。
今日は、広峯を一丁目から十八丁目まで歩いて登ってきました。20分ほどの山登りですが盛夏はさすがに汗が噴出します。わざわざ広峯に行ったのは今日が祇園祭の山鉾巡行だから。
最近、mixiとはすっかりご無沙汰です。青田の風景はいいですね。水田はどの季節もそれなりに味があっていいものですが、青田ははつらつとした元気のよさがあります。「しゃらくせぇ」なんていうのは「青い」、確かにそうです。
三連休でこちらに帰省されているのでしょうか。この暑いのに歩いて登られたのですね。もっとも私も歩いて登りますが(笑)。祇園祭は広峯から勧請された、と広峯神社の説明書にはありますね。姫路は都に近く、交通の要衝でもあり、古い歴史もあり、十分考えられることです。京都ではそういうことをきっと口にはしないでしょうけれど。