□◆□…優嵐歳時記(2630)…□◆□ 

  茄子汁や白夜の旅の話きく   優嵐

夕食を食べながら、北欧旅行をしてきたという人の土産話を聞いてきました。ノルウェーへは私も一度行ったことがあり、ベルゲンやフィヨルドの様子は脳裏に蘇ってきました。ノルウェーの最大の印象は、滝が多い、平地がほとんどない、その二つです。

前の仕事についていたころは、休暇を最大限にとり、世界中の山や海や川を旅して回りました。あそこにもここにも行きたいところがいっぱいで、行けば行くだけ次にまた新しいところに興味が湧く、そういう感じでした。仕事を変えて、これでいつでも好きなだけ、誰に許しをもらう必要もなく旅ができると思いました。しかし、実際は友人に誘われて一度台湾へ行ったくらいです。旅に対する興味ががらっと変わってしまいました。不思議なものです。

IMG_1495<退屈な場所>
子どもの頃は
大きくなったらこんな退屈な場所を抜け出して
世界を見て回ろうと思っていた

どこか新しい場所へ行けば
何かオモシロイ経験ができるはず

けれどそれは少し違っていた
オモシロイ経験をしたいなら
自分のものの見方を変えること

それができなければ
タイムマシンでジュラ紀に行っても
やがて退屈してしまうだろう