□◆□…優嵐歳時記(2656)…□◆□

  雷の去り虫の音に包まれる    優嵐

土曜日の夕方から激しい雷雨になりました。真夏の間もこれほどの雷雨はなかったと思いながら、窓の外を見ていました。夜まで雨は残っていましたが、雷がおさまると、さっそく虫が鳴き始め、秋だなあと思いました。

最近、なぜか日の出のころに目が覚めます。窓の外は白んでいるので、空の様子を見ようと外へ出てみます。日の出が近いことは空の変化でわかりますが、待っていると涼しくて、Tシャツだけでは肌寒いくらいです。

TAK.ECHOさんに教えていただいたキツネノカミソリを見に行ってきました。ヒガンバナ科ですから、ヒガンバナに似ています。ヒガンバナが咲ききらずにいる、そんな雰囲気を持っています。花の色が狐色だからキツネノカミソリというそうです。

IMG_1803<自画像>
写実的な絵は見たものを描くが
見たものをそのまま描くわけではない

描かれた絵は
私が見た世界の反映である
私というフィルターを通って
再び外に出た別のもの

そこに描かれたものは私だ
人だろうと花だろうと雲だろうと
ある意味で絵はすべて自画像