□◆□…優嵐歳時記(2687)…□◆□

  秋草をいろいろ自転車籠に入れ  優嵐

車で走っていたら、自転車の後ろ籠にススキやハギといったいろいろな秋の草花を入れて走っておられる女性を見かけました。通りすがりのドライバーまで楽しませているとは思っておられないでしょうが、ああいうのはいいですね。

昨日はTAK.ECHOさんに教えていただいてアサギマダラを見に広峰山の吉備神社へ行ってきました。増位山とは尾根続きです。花と違い動物なので、見られないかもしれないな、とあまり期待せずに行きました。秋晴れの気持ちのいいお天気ですから、ちょっと足を伸ばすのもいい、そういう感覚です。

吉備神社は吉備真備を祀っていて、広峯神社の奥にこじんまりとあります。ここに行く手前でヒガンバナで吸蜜していたキアゲハを見ました。ヒガンバナも再度じっくり見ました。オシベとメシベはほとんど姿が同じなので、すぐ近くで見ないと区別できません。

自然歩道から階段を登って境内につくと社殿の上だけがぽっかりと開けています。社殿のすぐそばをモンキアゲハが二匹飛んでいます。アサギマダラは…、まあ会えればよし、会えなくてもよし、と思いつつそこに腰をおろそうとしていたら、ひらひらとアサギマダラが一匹やってきました。あの特徴のある翅は一度見ると忘れません。しばらくふわふわと飛びまわったあと、森の下の方へ消えて行きました。

腰をおろしてしばらく見ている間にもさらにモンキアゲハ、カラスアゲハ、アオスジアゲハなどが次々に姿を見せ、ここは蝶が好む場所なのかもしれないと思いました。見上げるともっと高いところを何匹かの蝶が飛んでいます。そして視線を降ろすと、アサギマダラがまた姿を見せてくれました。

飛び方は滑空するようなやわらかなもので、あれで南西諸島や台湾まで飛ぶのか、と驚きます。さらにすぐ目の前までやってきて優雅に飛び回ります。止まることはありませんでしたが、あの飛ぶ姿を見られただけで満足でした。

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