□◆□…優嵐歳時記(2740)…□◆□

  手打ち蕎麦食べて時雨の中へ出る   優嵐

勤労感謝の日は、朝から時雨がちのお天気でした。冬が進んでいく時のうら寂しくなるような空模様です。従兄が手打ち蕎麦をご馳走してくれるというので行ってきました。彼は茶の湯に親しんでおり、お手前もいただいてきました。先日、叔母の葬儀の席で隣り合わせてそういう話を聞くまでは、その従兄がそんなことに精進しているとは全く知りませんでした。蕎麦はコシがあり、おいしくいただきました。

茶の湯は禅から始まり、戦国武将がたしなんで、日本文化に大きな影響を与えています。陶芸、和菓子、生け花、書、和食、建築など、多くのものに深いつながりを持っているのです。本気でやればいろいろ学べて面白いのだろうと思いました。従兄は「亭主としてすべてを準備してもてなすことができるようになりたい」と言っていました。

IMG_2321<表裏一体>
宇宙空間から地球を映した映像を見ると
夜と昼の様子がよくわかる

世界中のどこかで刻々と日没がおこり
同時に日の出がおこっている

ここの日暮れはどこかの夜明け
それは表裏一体の出来事