□◆□…優嵐歳時記(2742)…□◆□ 

  蟷螂の枯れて静かに石の上   優嵐

木枯しがやんでよく晴れ、増位山の頂からは遠くまで見渡すことができました。大鳴門橋方面は逆光になるため、あまりはっきりしませんでしたが、東と北の六甲山、丹波方面の山々がずらりと見えました。冬になるとここの山頂は風がさえぎられて日がよくあたり、暖かです。

梅林まで降りてくると、あずまやにカマキリがいました。カマキリにはいくつか種類があり、ほとんどが緑色ですが、枯れ色をしているものもあります。この色は生まれつきのもので、途中から変わるわけではありません。しかし、冬に入ってあらゆるものの活動が鈍る中、カマキリもまた活動が衰え、そばに
寄ってもじっとしています。

この週末はインターネット俳句の同人の集まりで大阪へ行きます。そのため明日のブログはお休みにします。次の更新は月曜日の予定です。『優嵐スケッチブック』の絵はすでに予約投稿していますので、見に来てくださいね。

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