□◆□…優嵐歳時記(2770)…□◆□
枯葎騒がせ鳥の羽ばたきぬ 優嵐
クリスマスイブの朝は、布団の中にいても外が非常に冷えていることがわかりました。窓を明けると真っ白に霜が降りています。一瞬、雪かと思うほどのこの冬一番の強霜でした。霜は、物体の表面が冷やされることで、空気中の水蒸気が氷の結晶として堆積したものです。風が弱く晴れて放射冷却が発生し、気温が5℃以下まで下がると、地面付近の温度は気温よりも数℃低い0℃以下となり、霜が降ります。
日中も風はありませんでしたが、気温はあまり上がらず、お昼の外気温は7℃でした。増位山に行って山頂に立つと、どこからか雪の雲が来て眼下の街や田園、山河に雪を降らせながらするすると移動して行きました。雪のしぐれとでもいえばいいでしょうか。播磨灘には陽が差しており、光と影の変化が美しく、見ていて飽きません。
<交代>
そろそろ交代の時期
パソコンがそう知らせてくる
新しいパソコンに替えるとき
日本人は道具にもすべて
魂が宿っていると感じている
それは理屈じゃなく
私たちの魂が感じること
車にもパソコンにも魂が宿っている
だから
新しいものと交代させるときは
感謝して引退してもらう
枯葎騒がせ鳥の羽ばたきぬ 優嵐
クリスマスイブの朝は、布団の中にいても外が非常に冷えていることがわかりました。窓を明けると真っ白に霜が降りています。一瞬、雪かと思うほどのこの冬一番の強霜でした。霜は、物体の表面が冷やされることで、空気中の水蒸気が氷の結晶として堆積したものです。風が弱く晴れて放射冷却が発生し、気温が5℃以下まで下がると、地面付近の温度は気温よりも数℃低い0℃以下となり、霜が降ります。
日中も風はありませんでしたが、気温はあまり上がらず、お昼の外気温は7℃でした。増位山に行って山頂に立つと、どこからか雪の雲が来て眼下の街や田園、山河に雪を降らせながらするすると移動して行きました。雪のしぐれとでもいえばいいでしょうか。播磨灘には陽が差しており、光と影の変化が美しく、見ていて飽きません。

そろそろ交代の時期
パソコンがそう知らせてくる
新しいパソコンに替えるとき
日本人は道具にもすべて
魂が宿っていると感じている
それは理屈じゃなく
私たちの魂が感じること
車にもパソコンにも魂が宿っている
だから
新しいものと交代させるときは
感謝して引退してもらう
コメント
コメント一覧 (2)
今朝の川越は晴。
気温は0℃で寒いです。
こちらでは、まだ霜が降りていません。
川越の方が少し暖かいようです。
明日から、また同じ職場でバイトを再開します。
今度は、パンの製造補助の仕事で3日連続です。
どうか、最後までやり通せるように祈ってください。
<交代>は、なかなかいい詩ですね。
最後の一行、「感謝して引退してもらう」は特によく、使っている道具に、思わず「ありがとう」と感謝の言葉を述べたくなります。
今日もよき日でありますように。
引き続きアルバイトに出られるのですね。パンを作られるところも年末でフル稼働なのでしょう。応援しています。
日本人は、道具に対して「供養」ということをしますね。針供養という行事もありますし、どんな分野でも自分の使っている道具に感謝して、使い終えたものに「供養」をします。これって素朴な感覚でしょうけれど、日本人の精神性の根本にあることなんじゃないか、と思います。