□◆□…優嵐歳時記(2773)…□◆□

  雪嶺となりて輝く遠き山   優嵐

寒波は少しゆるんできたようです。増位山の頂に立って北を見ると、笠形山まで雪化粧をしていました。播磨では中部あたりの山で、姫路城の心柱が昭和の大修理のときにここから切り出されました。普段は雪などほとんど降らないところに位置する山ですが、きっと大雪でしょう。

腕の調子は薄紙をはぐように少しずつ良くなっています。絵も描けますしキーボードも打鍵できます。しかし、まだちょっとした動作で違和感を覚えることがあります。これは多分、腱鞘炎なのだと思います。筋肉痛というのではありません。テニス肘も腱鞘炎の一種です。どの部分とはいえないまでも、ウェブで腱鞘炎について調べると、そうらしい、と納得しました。

くり返しの動作がよくないらしく、キーボードやマウスといった、それほど大きな力を必要としないように思われる動作でも発症します。油性ボールペンで筆圧を強くして大量に書くと、指や手首の腱鞘炎になります。それで昔の作家は、ほとんど筆圧のいらない太字の万年筆を愛用していたのでしょう。筆で文字を書けばいいのかもしれません。

こじらせると後々ややこしく再発しやすく、手術しても完治しない人があるといいますから、無理は禁物です。関節や筋肉が硬かったり凝っていたりすると腱鞘炎になりやすく、予防のためにストレッチが大事です。指や手首をよく使う楽器奏者も腱鞘炎になりやすいとか。腕や指のストレッチを軽視していましたが、これからは心がけて指、手首、腕、肩のストレッチを欠かさないようにしようと思います。

IMG_2545<左手>
マウスを左手仕様に変えた
考えてみれば
もう一本手があり
同じような構造をしている

すべてを右手ですることはない
もっと左手に活躍してもらおう
そうすれば左手はうれしいし
右手の負担は軽くなる

世の中だってそういうことは
いっぱいあるんじゃないだろうか