□◆□…優嵐歳時記(2801)…□◆□  

  法螺貝の音響きおり寒晴れに   優嵐

昨日は晴れてよく冷えた朝でした。寒中らしい朝です。お昼に増位山へ散歩に行ったら、随願寺の本堂前で何かを収録中でした。姫路周辺では「黒田官兵衛を大河ドラマに」との運動がおこなわれており、それに関連したもののようでした。播磨は昔から豊かな大国で、多くの歴史の舞台になってきました。

この写真の立て看板には吉備真備、宮本武蔵、千姫、池田輝政、黒田官兵衛が描かれています。宮本武蔵は彼自身が記した『五輪書』に「生国は播磨」と書いています。吉川英治の小説では美作が生国となっていますが、あれはフィクションです。黒田官兵衛は黒田職隆の嫡男として姫路に生まれています。後に秀吉の側近として活躍し、竹中半兵衛とともに「両兵衛」とたたえられる名参謀でした。

姫路城の大修理が完了するのにあわせて大河ドラマを呼び込みたいという意図なのかもしれませんね。法螺貝がその関連で鳴らされていたものなのか、近づく追儺会と護摩焚に備えてのものなのかはわかりませんでしたが。

IMG_2670<ちまちま>
大きく考えることが必要
ちまちまとした目先のことでなく

いつもそう思うのだけれど
どうしても
考えがちまちまとしたものになってしまう

ちまちましていたなと
気づいただけでもいいじゃない