□◆□…優嵐歳時記(211)…□◆□

    秋雨の中を流れる人の波   優嵐

ビルの上階から下を見ていると、人々があちこちと行き交っている
さまがよくわかります。雨が降り出したことも傘が開くので気が
ついたほどでした。みんな忙しそうに広場を横切っていきます。
それぞれ行く場所があり、することがあるのだなあと思うと人の
流れを見ているのが面白くもあり、不思議でもあります。

今日もお天気がぐずつき、朝方はかなり激しい雨が降りました。
「秋雨」は細かく、ときには梅雨のように降る雨をさすのが本意
ですが、それはそれ、いろいろな雨を詠んでまったくかまわないと
思います。