茶の花
お茶の花は晩秋から初冬にかけて咲きます。季語としては冬に含まれます。増位山の梅林の中でお茶の花が咲いています。花が少なくなる時期に咲くこの花は昆虫にとって貴重なもののようで、たくさんの蜂が来ています。それらを狙って木の周囲にはいくつも蜘蛛が巣をかけています。お茶の木の枝の中に巣を作っているものもあれば、周りの梅の木との間にうまく巣をかけているものもあります。小さなお茶の木の周りで狩る者と狩られる者、蜜を提供する者と花粉を媒介する者たちの世界が展開しています。

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