数え日
季語には年末年始だけに使われるものがあります。「数え日」もそのひとつで、今年もあと数日となったころに用いる季語です。今日あたりまでが限度で、明日の小晦日(こつごもり)、明後日の大晦日となると、もう押し詰まり過ぎています。独特の季語が一番多いのは大晦日と元日でしょう。一年の内、誰にとっても特別な日、それなりの感慨を覚える日です。

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