□◆□…優嵐歳時記(217)…□◆□

    まぶしさや雲美しき九月尽   優嵐

今朝は久しぶりに青空をみました。今は夜空に17番目の月が
でています。台風が洗い流していったような空に、朝はまだ
なごりの雲が残っていました。その雲のかたちがやや強めの
風の中で刻々と変わっていくのがきれいでした。

「九月尽」は文字どおり、9月が終わるという意味です。もと
もとは旧暦の9月末日をさしていましたから、新暦なら11月
初めごろにあたります。しかし、最近ではほとんどの場合、
新暦で詠まれることが多いようです。明日から10月、今年も
ラストクォーターにはいります。