□◆□…優嵐歳時記(230)…□◆□

  秋あざみ夕日斜めに差しきたり   優嵐

あざみにはいろいろな種類がありますが、季語として詠まれる場合、
単に「あざみ」であれば、春になります。夏、秋はそれぞれの季節
を冠して詠みます。いずれも晩春以後に花を開くため、夏の季語に
している歳時記もあるようです。季語はだいたいの約束ごとで、
絶対にこうでなければならない、というものではありません。

10月もあっという間に半ばとなり、日暮れが早くなって、日ざし
の角度にも秋の深まりを感じます。今日は午後ににわか雨があり、
それから少し気温が下がりました。バイクを飛ばして帰っていると、
風が冷たくなったことを実感しました。