春隣
身辺にしだいに春の気配が満ちてきています。この心浮き立つような感じは春の接近だけが感じさせられるものです。初夏のころも心地よいですから、夏の接近もいいものですが、そのころはゴールデンウィークで、すでに過ごしやすい感覚の中に身を置いていますので、また違う思いです。

増位山梅林のまわりの竹林からジョウビタキの雄が飛び立つのを見ました。彼らは冬鳥として渡来し、それぞれに縄張りを持って暮らします。あと一ヶ月くらいは日本にいて、三月になると大陸へ戻っていきます。オスは黒い翼、オレンジ色のお腹をしていて一度覚えると見分けるのは容易です。

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