春の曙
目が覚めたとき、救急車のサイレンの音が聞こえました。太陽を見ない日はあっても救急車の音を聞かない日はないというくらい日常的な音になっています。昼夜をわかたず業務に従事されている方には、大変なことだろうと頭が下がります。

人はひとりでは生きていけない、とよく言われます。それは情動的な人間関係(恋人とか家族とか友人とか)の意味として使われることが多いですが、それよりは「人間社会全体で形作るシステム」との意味の方が大きいかもしれないと思います。交通網、流通網、医療福祉サービス、そういうもののネットワークの中にすべての人がくるまれていて、相互に関係しあいながら生きています。

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