春しぐれ
一日中気圧の谷と寒気の影響で不安定な空模様でした。夕方からは晴れてきています。肌寒く、桜が散るころですが、三月末くらいの体感気温です。それでも山の緑は萌え出しています。つい先日まで裸の枝だったものが、遠目にももわもわとした雰囲気になってきています。山全体の木々が新芽を出しているので、まるで森が盛り上がってくるような印象を受けます。

花の時期をほぼ終えた山桜は、赤茶色の葉が目立ちます。他にはコナラの芽吹きの淡い銀色めいた緑も目をひきます。落葉樹だけでなく、常緑樹も新芽を出していますので、千差満別の赤から緑のさまざまな芽が、ほぐれつつ色を競い合っています。

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