◆チューリップ
チューリップがきれいです。昼間はカップのような花の口が開いていますが、日が落ちたり雨になったりすると、口をぎゅっと閉じます。
前の記事で交通機関の24時間運行について考え、そういうことをすると、病人が増えるだろうと思いました。利便性のみを追求し、24時間活動する生活を際限なく求めることは後で大きなツケを払うことになります。現代医療は生活習慣病(がん、心臓病、脳卒中、糖尿病など)に対してはほぼ無力です。集団検診での早期発見や手術や薬物療法も、費用対効果という面からすると成果は無きに等しい。
人間の平均寿命があがったのは、医療の成果というよりも、公衆衛生の発達で乳幼児死亡率が下がったこと、予防接種で感染力が高く死亡率も高い激烈な感染症(天然痘、結核など)をほぼ抑え込むことに成功したことによります。そして、激烈な感染症に効果があった検診や予防接種は生活習慣病には無力です。
生活習慣病で死ぬ確率を下げたければ、早寝早起き、過食を避ける、適度な運動、といった「昔の生活パターン」の生活に極力戻ることがいいのです。人間の生理機能は石器時代の生活に適応して発達し、そのメカニズムは今も変わりません。太陽とともに、獲物を追って走ったり、木の実を採集して歩き回ったりし、時おりやってくる飢えに耐える、そういう生活に適応すべく発達した心身を持っているのですから、そこから外れたら、病気になるのは当然といえます。

チューリップがきれいです。昼間はカップのような花の口が開いていますが、日が落ちたり雨になったりすると、口をぎゅっと閉じます。
前の記事で交通機関の24時間運行について考え、そういうことをすると、病人が増えるだろうと思いました。利便性のみを追求し、24時間活動する生活を際限なく求めることは後で大きなツケを払うことになります。現代医療は生活習慣病(がん、心臓病、脳卒中、糖尿病など)に対してはほぼ無力です。集団検診での早期発見や手術や薬物療法も、費用対効果という面からすると成果は無きに等しい。
人間の平均寿命があがったのは、医療の成果というよりも、公衆衛生の発達で乳幼児死亡率が下がったこと、予防接種で感染力が高く死亡率も高い激烈な感染症(天然痘、結核など)をほぼ抑え込むことに成功したことによります。そして、激烈な感染症に効果があった検診や予防接種は生活習慣病には無力です。
生活習慣病で死ぬ確率を下げたければ、早寝早起き、過食を避ける、適度な運動、といった「昔の生活パターン」の生活に極力戻ることがいいのです。人間の生理機能は石器時代の生活に適応して発達し、そのメカニズムは今も変わりません。太陽とともに、獲物を追って走ったり、木の実を採集して歩き回ったりし、時おりやってくる飢えに耐える、そういう生活に適応すべく発達した心身を持っているのですから、そこから外れたら、病気になるのは当然といえます。

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