揚羽蝶
増位山の蛇ヶ池周辺でノカンゾウが咲き出しています。その花にカラスアゲハ(ミヤマカラスアゲハかも)が来ていました。ハナショウブも一通り巡り、その後こちらへ。揚羽蝶はほとんど停まりません。ホバリングしながら蜜を吸い次々と花を変えていきます。しかし、ノカンゾウの場合は蜜の位置が花の奥深いところにあるのか、花の中へぐっと身を差し入れるようにしています。カラスアゲハの背面は青と黒が絶妙な輝きを見せながら混じりあい、ビロードのような美しさです。蝶自身は自分がこれほど美しいということを知っているのでしょうか。

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