残る虫
冬が近くなり、鳴いている虫の数もわずかになってきました。初秋のころは、昼は蝉の声、夜は虫の声でした。それがしだいに昼の蝉の声が少なくなり、それに従って夜の虫の声が盛んになっていました。蝉の声が山でも完全に途絶えたのは10月に入ってからだったでしょうか。今度は夜の虫の声がだんだん衰えて、これが消え去ると冬の静寂が訪れます。

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