紅葉散る
「紅葉」や「紅葉かつ散る」は秋の季語で、「冬紅葉」「紅葉散る」は冬の季語です。増位山の山上にある蛇ヶ池の畔の楓はまだ紅葉がきれいですが、もう一方の随願寺の本堂下にある放生池の楓はほぼ落葉しました。放生池は夏になると水面をびっしりとヒシやコウホネなどが覆います。それらも冬の今はすっかりなりを潜めて水面には植物の姿はありません。落葉樹が落葉するように、これらの植物も冬は葉をたたんで水底で休眠するのでしょう。

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