寒風
昨日行った佐用城、上月城はもともと播磨に勢力を誇った赤松一族の城でした。しかし、嘉吉の乱で赤松の総領家の勢力が衰えたあとは、山名氏、赤松氏、尼子氏の攻防の舞台となります。戦国末期には織田方と毛利方の勢力争いの最前線で、そこに尼子氏の再興を目指す勢力もからみ、城の取り合いが激しかったところです。どれだけ大勢の人がここで殺されたのだろうか、と思いました。そうした攻防も今は昔で、ひっそりとしていました。

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