残暑
朝、自然歩道を歩いていると、この時期は蜘蛛の巣にたくさん出会います。通路の真ん中に張られているため、気がつけばストックで払いのけますが、気がつかないと、顔にべったりはりついたりします。

今、ネット上でALS Ice Bucket Challengeというものが流行っていて、有名人が氷水をかぶる動画があふれています。これはALS(筋萎縮性側索硬化症)への認知を高めるためのチャリティイベントです。2012年に発症したボストン大学の元野球選手がfacebookで呼びかけて始まったものだとか。芸能人やスポーツ選手だけでなく、経済界などさまざまな分野の有名人が参加しています。

指名された人は氷水をかぶるか100ドル寄付をするかを選び、さらに新しく3名を指名します。有名人のほとんどは氷水をかぶることと寄付の両方を行うようです。効果は絶大でALS協会には例年の10倍以上の寄付金が寄せられているということです。

こういう方法でチャリティイベントを考えるとは、うまいなあと感心しました。氷水をかぶるというのは、特別な技能も多大な時間も不用です。それでいて、映像的には非常に面白く、彼らのリアクションを動画で楽しめます。さらに3人を新たに指名するというねずみ算によってイベントが爆発的に広がります。

ブラジルのワールドカップで負傷したネイマールが、負傷させたスニガを指名し、スニガはそれを受けて氷水をかぶっていました。これなど、チャリティに加えて和解の役割も同時に果たしてしまっています。こういう方法を使えば、世界中でいろいろなことができるでしょう。有名人が積極的に参加したいと思う方法を編み出し、それをネットを使って拡散させれば、誰でも世界の問題解決のために役立つことができる、そう思いました。