天高し
御嶽山噴火での救助の様子をインターネットのニュースで読んでいます。31人が心配停止状態とのこと。これはつまり、亡くなられているということでしょう。死亡の診断は医師が下すものですから、あえてその言葉は使っていない、と解釈できます。

御嶽山は標高三千メートルを越える山ですが、登るのは容易です。噴火の当日は晴天の土曜日だったため、大勢の登山者でにぎわっていたことでしょう。御嶽山で遭難するなんて誰も想像もしていなかったはずです。頭に噴石の直撃を受けて意識不明という人が多いようです。同じ場所にいて無傷で助かった人もいれば、あっと言う間に亡くなってしまった人もあります。

こういうニュースを聞くと、誰がいつどこで死んでもおかしくないのだな、とあらためて思います。日々の生活の中で、「覚悟」を持って生きることは大事です。生死の問題は人間が恣意的にどうこうできるものではないですから。
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