冬の夜  
YouTubeで『君よ憤怒の河を渉れ』を見ました。1976年製作の高倉健の主演映画です。この映画は1979年中国で公開され、中国社会に大きな衝撃を与えました。具体的には、「高倉健はなぜ中国人にとって特別な存在なのか」(JB press)の記事に詳しく書いてあります。この記事を読んで、どんな映画だったのだろう、と検索したら、YouTubeに全編がアップされていました。

同じような主演映画の『新幹線大爆破』(1975)は、亡くなって以降見れなくなっていました。この映画は、日本よりも海外でヒットし、キアヌ・リーブス主演で大ヒットした『スピード』(1994)の元ネタだと言われています。『君よ…』が見られたのはありがたかったです。2時間半を超える作品で、細かな部分には矛盾や突っ込みどころも多いですが、高倉健を見せる映画だなあと思いました。