忘れ角 
土曜日には、ひょうご100山のひとつ粟鹿山に登ってきました。快晴で風の心地よい日でした。山の頂上近くの小さな池のほとりで鹿の角を拾いました。これまでいくつも山に登りましたが、こんな経験は初めてです。持ち帰っていま部屋の壁に飾っています。

鹿の角は牡のみにあり、春に根元から落ちます。その角は季語になっており、「落し角」「忘れ角」などと言われます。角は片方ずつ落ち、年を取った鹿ほど落ちるのが早いそうです。角を失うと、牡鹿は気性がおとなしくなります。角は夏から秋にかけて再び形成され、繁殖期を迎えます。この角は先端から根元まで直線距離で53cmありました。

昨日から今日にかけて、数年の間にでもそうないだろうと思えるようなことが立て続けに起こり、不思議な気分です。
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