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残暑
日曜日には、但馬の妙見山に登ってきました。山頂も途中もほとんど展望らしいものはありませんでした。妙見山は標高1,139mあり、その八合目にあたる標高800mの地点に名草神社があります。登山道の起点もほぼ同じくらいの標高にあり、山頂を通ってループ状に戻ると神社の境内に出ました。
名草神社の本殿、拝殿、三重塔は国の重要文化財に指定されています。三重塔はかつて出雲大社にあったものです。徳川家光が出雲大社の「寛文御造営」をした際、出雲大社本殿の御用材として妙見山の杉の巨木が提供されました。この時のお礼として贈られてきたものです。高さは23.9m、薄い杉板を重ねて葺いた「こけら葺」です。
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