□◆□…優嵐歳時記(300)…□◆□

   校舎入れ山も入れたり大縄跳び   優嵐

子どものころ、冬になっていつも校庭で夢中になって遊んだのは
大縄跳びでした。ただ単に跳ぶのではなく、跳び方や入り方を
工夫したり、一度に跳ぶ人数を変えたり、30回跳んで校舎一周
などという過激なものもありました。子どもはああいう遊びの
ルールを考える天才だな、と今振り返っても思います。

縄跳びは身体を温めてくれました。それだけ激しいエアロビクス
だったということなのでしょうが、ただおもしろかったという
ことしか記憶にありません。ひとりでする縄跳びもそれはそれで
楽しく、時間を競ったり技を競ったりしたものですが、それより
も私にはやはり大縄跳びの思い出が一番です。