山茶花 
山の散歩に出かけるときにはいつも日焼け止めを使っていました。しかし、新年からやめることにしました。お化粧をしていないので日焼け止めくらいは、と思っていたのですが、どうもそれがあまり望ましくないらしいとわかったからです。

紫外線はがんのリスクをあげるとか、肌の老化を促すとかいわれてきましたが、その一方で大事な働きを持っています。それはビタミンDを生成することです。ビタミンDは骨や筋肉の強度を保つ働きがあり、不足すると骨折につながります。さらに近年の研究で、ビタミンDにはがんや自己免疫疾患、糖尿病、リウマチ、高血圧といった多くの病気を防ぐ役割があることもわかってきました。

日焼け止めは紫外線の吸収を95%以上もカットしてしまいます。肌の老化と骨粗鬆症を天秤にかけて、どちらが恐ろしいかといったら骨粗鬆症です。紫外線が最も強い晩春から夏にかけての時期以外は日焼け止めを使わない方がいいだろうと思います。
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