□◆□…優嵐歳時記(314)…□◆□

   寒の夜の熱き讃岐うどんかな    優嵐

一昨日の五日が「寒の入」でした。これから節分(2月3日)
までが「寒の内」です。小寒に続いて大寒(1月20日)
に入り、一年中で最も寒い時期です。この寒の最中に昔から
「寒参(かんまいり)」「寒垢離(かんごり)」「寒稽古」
などがおこなわれてきました。

身の引き締まるような寒さの中で、それを逆に心身を鍛える
ものとして利用しようとしてきた先人の知恵がうかがえます。
今夜は讃岐うどんを食べました。寒に鍛えるのもいいですが、
寒さの中で熱々のものをふうふうしながら食べるのもいいもの
です。