□◆□…優嵐歳時記(330)…□◆□

    奥山はすでに隠れて雪催い   優嵐

「雪催い(ゆきもよい)」は重く雲が垂れ込め、今にも雪が
降ってきそうな空模様のことをいいます。姫路ではこのような
天気はあまりありませんが、冬型の気圧配置になると、北の空
が灰色の雲でおおわれ、どんよりとしているのが見えます。

播磨と但馬を分ける山脈のあたりではすでに雪が降っている
のでしょう。ふだんなら遠望できる遠嶺も雲の下に隠れて
います。日中に少し風花が舞う程度の雪ならば、悪くもあり
ませんが、大人になってしまった今となっては、降り積もる雪
は明日の朝の脚に影響しますので、あまり歓迎できません。