□◆□…優嵐歳時記(331)…□◆□

    少年の首筋細く冬深む   優嵐

私は保健師をしています。今日、地元の小学校にいって
骨粗しょう症についてのお話をしてきました。温暖な地域
であるため、真冬でも教室にはまったく暖房がありません。
少しの間ならいいのですが、3時間そこにいて話すとなる
とやはりしっかり着込んでいこうということになります。

でも、子どもたちは元気です。半そでで走り回る子の姿を
大勢みかけました。着膨れているのは大人ばかり、です。
「冬深し」とは冬の真っ盛りという感じを表す季語です。
とはいえ、深まればもう春はそこまできています。