□◆□…優嵐歳時記(336)…□◆□

    昇りくる月はおぼろに冬霞   優嵐

昨夜はテニスをしてきました。帰ろうとしていると山の端
から月が昇ってきました。風がなく暖かい夜でしたので、
月がぼんやりとまるで春のようにかすんで見えました。
「霞」も「おぼろ」もそれだけで使えば春の季語になります。

日中も暖かくもう春といっていいような雰囲気が漂って
いました。しかし、日曜は寒くなるとの予報。こうして
暖かい日と寒い日を繰り返しながら少しずつ本格的な春に
なっていきます。