蝉時雨
外反母趾用の中敷を作りました。子どものころから外反母趾で、物心ついたころにはすでに運動靴は母趾の付け根から破れていました。これまでは特に支障はなかったのですが、数年前から左の母趾の内側あたりに違和感を覚えるようになりました。

最初はごく微妙なむずむずしたような感覚が夜だけあり、ネットで調べると「むずむず脚症候群」というものがあることを知りました。カフェインが症状を悪化させるというので、一日数杯飲んでいたコーヒーをやめました。

それで一時は症状が和らいでいたのですが、ここ半年ほどでまた症状が出るようになってきました。むずむず脚症候群の場合は、夜に症状が強く出て不眠を伴うことがあるため、治療は心療内科でおこないます。三ヶ月ほど前、一時的に寝付きが悪くなったことがあり、心療内科を受診しました。

そのときは軽い睡眠導入剤のようなものを二週間分いただきましたが、寝つきの悪いのはすぐに解消され、それ以後は受診しませんでした。足の不快感はやはり続き、今度は整形外科へ行ってみました。そこで外反母趾用の中敷を作ってみることを進められたのです。

外反母趾がひどくなっていくのも嫌でしたし、これをきっかけにそういうものを作るのもいいだろうと思いました。今日、それができあがってトレッキングシューズの中に入れて歩いてみました。自分自身の足の型をとって作った中敷であるため、足にぴたっとはりつくようで、土踏まずが押し上げられる感じです。

これで足の違和感が消えるのかどうか、それはよくわかりません。整形外科の医師も私の症状を聞いて「それはちょっと難しいかも」ということでした。動き回っているときは症状は全く出ません。不快感はじっとしているとき、椅子にすわったり、横になったりして、足に重力がかからない状態のときに感じます。

この症状の出方がむずむず脚症候群を思わせるのですが、左足の母趾のあたりだけにその不快感があるというのも変な症状の出方です。カフェインを避けていたのが、最近少しコーヒーを飲むようにもなっていました。コーヒーと足の症状の出方に関係があるような気もしますが…。まあ、いろいろ試行錯誤してみます。
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