秋の陽
最近、ストレッチをよくやるようになりました。以前からほぼ毎日やってはいたのですが、いくつかのポーズを一日一度やればそれでよし、ということにしていました。しかし、スタンディングデスク導入をきっかけに、思いついたときにいろいろなポーズをちょこちょこやっています。

今、目標にしているのが前後の開脚です。縦スプリッツと呼ぶそうです。床に腰をおろしてやる横の開脚は問題なくできます。どの程度できるかというと、この動画の途中で浅田真央さんが横に開脚してストレッチした後、身体を前に持っていくところがあります。



この動画を見たとき、「へえ〜」と思ってやってみたら、自分もすんなりできました。この動画の前半で彼女は縦スプリッツをやっています。背中も反らせていますから、柔軟性の高さがわかります。横の開脚は縦スプリッツよりも簡単な、初心者向けの開脚だと感じました。

同じ開脚とはいえ、伸ばしている筋肉が違います。横の開脚で主に伸びているのはももの内側にある内転筋群です。縦スプリッツでは前の脚のハムストリングス、後ろの脚の大腿四頭筋と体幹につながる張腰筋などが伸びています。

やってみると、前後に脚を開けないだけでなく、身体をまっすぐ立てることもできないのです。これらの筋肉が硬いことを実感しました。今は身体を手で支えつつ前後の開脚をして股間を床につけようと試みている段階です。

ストレッチは運動能力とは関係なく誰でも上達します。ストレッチのように、毎日やりさえすれば上達が実感できることというのは、そんなにないのでは、と思います。ジムやスタジオにわざわざ行かなくても自分ひとりで部屋でできますし。ストレッチをやると身体がすっきりします。